「レベニュー」とは?カタカナ英語としての使われ方
カタカナ英語の「レベニュー」は、以下の2つの意味で使われる。
- ① 収入、所得
- ② 歳入、税収
レベニューシェアとは
レベニューシェアは「収益分配」という意味で、事業者同士が協力して事業を行い、得られた利益を分配するビジネスモデルを指す。レベニューシェアはビジネスによって分配比率をあらかじめ取り決めておき、関係者間で得られた収益を分配する。商品やサービスの開発で採用されることが多く、発注側と受注側が開発費を負担し合うことで、発注側は初期投資の負担を軽減でき、受注側は継続的な収益を確保できるというメリットがある。
「収益」を意味する「レベニュー(revenue)」と「分配」を意味する「シェア(share)」を組み合わせた複合語であるが、レベニューシェアは和製英語として使われている言葉で、英語では「レベニュー・シェアリング(revenue sharing)」と表現する。
revenue sharingの発音「révənjuː ʃéərɪŋ」
レベニューマネジメントとは
レベニューマネジメント(revenue management)は、過去のデータを元に将来の需要を予測し、価格の適正化や在庫の適正管理を行う手法である。ホテル業の場合、季節や曜日などの時期によって変わる需要を予測し、客室単価をコントロールする。
レベニューマネジメントはカタカナ英語で、英語で「revenue management」と表記する。
英単語のrevenueの意味
英表記 | revenue |
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発音 | révənjuː レヴェニュー |
意味 | 名詞 ①【不可算名詞】[企業などの]収入、収益、財源、収入源 advertising revenue(広告収入) annual revenue(年間収入) |
② 【不可算名詞】[国・地方自治体の]歳入、税収 internal revenue(国内税収入) ※イギリス英語:inland revenue increase in tax revenue[s](税収の増加) tax revenue(税収) |
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③ 【可算名詞】[通例 〜s]総利益、総収益、歳入の内訳 the revenues and expenses(収入と支出) |
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④ 【可算名詞】[しばしば the〜]国税局、税務署 a revenue officer[agent](税務官) |
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- エースクラウン英和辞典 第3版
- ジーニアス英和辞典 第6版
- ウィズダム英和・和英辞典 2
- オーレックス英和辞典 第2版新装版
- 現代国語例解辞典 第五版
- 新明解国語辞典 第七版
- 三省堂国語辞典 第七版
- 広辞苑 第七版
- 旺文社 標準国語辞典 第八版
- カタカナ表記はエースクラウン英和辞典 第3版を参考
- 発音の音声は音読さんで作成