カタカナ英語

クロストーク(crosstalk)の意味、カタカナ英語としての使われ方

クロストーク(crosstalk)の意味、カタカナ英語としての使われ方

「クロストーク」とは?カタカナ英語としての使われ方を解説

カタカナ英語の「クロストーク」は、「漏話(ろうわ)」という意味の言葉。漏話は、ある回線を伝わる信号が他の回線に漏れること。「混線」や「混信」ともいう。信号やノイズが意図せずに他の回線に伝わってしまう現象で、電話の最中に近くの回線の通話が漏れ聞こえる状況をクロストークと呼ぶ。

そのほかにも、「雑談」という意味でも使われる。たとえば、ビジネスの会議において本題とは関係のない雑談をクロストークと呼んだりする。

これは本来の英語にはない意味であるが、日本のテレビ番組において、異なるスタジオ同士をつないでそれぞれの番組の出演者が会話することをクロストークと呼んだりする。また、スタジオ内で複数人の出演者が同時に会話をしてしまい、話している内容が聴こえづらくなる状態をクロストークと呼ぶことがある。

英単語のcrosstalkの意味

英表記 crosstalk
発音 krɔ́ːstɔ̀ːk
ーストーク
意味 名詞 不可算名詞
① [ラジオ・電話などの]混線、混信
② 当意即妙(※1)の応答、機知に富んだ会話
③ [会議中などの]雑談、会話、おしゃべり

※1:当意即妙(とういそくみょう)
その場の状況に合わせて、即座に機転をきかして対応すること

参考辞書:
  • スーパー・アンカー英和辞典 第5版 学研
  • エースクラウン英和辞典 第3版
  • ジーニアス英和辞典 第6版
  • ウィズダム英和・和英辞典 2
  • オーレックス英和辞典 第2版新装版
発音のカタカナ表記について:
カタカナ表記はエースクラウン英和辞典 第3版を参考
ABOUT ME
稲垣 健太(ケンタトニック)
■経歴
平成8年にボーイスカウトの活動でハワイに2週間滞在し、現地でのキャンプとホームステイを経験
平成17年に関西外国語大学外国語学部英米語学科を卒業、学士号(英語学)を取得
平成18年にHMVジャパン株式会社に契約社員として入社
平成22年に同社を退社
平成23年にフリーランスのWebライターとして開業し、在宅ワークでWebライティング業務を請け負う
現在はWebディレクターとして企業のオウンドメディアの運営を請け負い、日本語記事の執筆・編集のほか、英語記事の編集も行う
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